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うつ病治療で薬に「頼る」感覚

昨日は通院日。

クリニックまで自転車で30分の距離です。

暑かった~!!

太陽がぎらぎらしてました。

太陽さん、ちょっと、気が早過ぎるんじゃない。





昨日の通院では、おっくう感が強いこと、認知療法を試してみたいこと、復職のこと、抗うつ剤を増やしてほしいことを話をしました。

おっくう感については、この病気は、直線で回復しないということを改めて説明してくれました。

分かっていることなんだけど、改めて、直接言葉で聞くと安心します。

不思議なものですね。

病気を治すのもおっくうになっていると話すと、「気持ちがおおらかになっているのかもしれない」と言っていました。

そうなんだろうなあ、と思います。

ただ、残念ながら、主治医は認知療法については詳しくない様子でした。

まあ、得意、不得意があるので、仕方ないですね。

復職について話すと、リワークの話をしてくれました。

復職を焦りたくないですが、現実問題として復職はしたいです。

なので、リワークの話だけでも聞いておくとか、復職のプランをたててみるとか、それくらいはやってもいい時期かなと思ってます。





さて、タイトルの話に入ります。

私は、今回、抗うつ剤を最大量まで増やしてみたいと提案してみました。

それは、多くのうつ病の本に、抗うつ剤を単剤で最大量まで増やすのが基本だ、と書いてあったからです。

それなら、私もそうしてみたいとずっと思っていました。

ただ、それを今まで言い出せなかったんです。

医師に薬のことで意見するなんて、失礼じゃないかと思って。

でも、そんな遠慮はおかしいですよね。

自分が飲む薬なんだから、気になることは素直に聞いた方がいいです。

このように変な遠慮をするのも、うつ病患者にありがちですよね。

抗うつ剤の増薬を提案すると、主治医は、

「抗うつ剤の必要量というのは患者さんによって違うからね。確かにルボックスは150mgまで増やせるけど。・・・増やしてみる?」

と言いました。

というわけで、抗うつ剤を最大量にすることになりました。

プラセボ効果(偽者の薬を飲んでも、薬だと信じることによって効果が現れること)に似たような効果(私が薬を増やせば治ると思っている)を期待して、最大量にしてくれたのかなと最初思いました。

単純に、最大量で、さらに治療効果が上がることを期待しているのかもしれません。

患者に言われたから、言われるがまま増やしているのかもしれないですね。

でも、本当の所は、主治医にしか分からないですね。





前置きが長くなりましたが(いつものことです)、私は薬に「頼る」という感覚が分かりません。

いろんな方のブログや、私のブログへのコメントを拝見していると、「薬に頼る」という表現が時々出てきます。

決して、それを否定したいわけじゃないですよ。

そこは勘違いしないでくださいね。

ただ、私には、感覚的に、「薬に頼る」というのが分からないだけです。

薬は化学物質だから基本的に毒だし、副作用もあります。

でも、病気を治すために、有効な手段だから服用しているわけです。

副作用もあるけれど、それ以上に治療に有効というメリットのほうが大きいから、服用するんです。

それで、薬に頼るってどういうことなんだろう・・・って思っていました。

そういうわけでよく分からないんです。





そして、同じようなことを、まさ@茨木さんが書いてらっしゃいました。

こちらです。

まさ@茨木さんのブログ

私のより、理論的に書かれているので、分かりやすいですよ。





ちなみに、私は、治療を開始した直後は、薬と休養だけでこの病気は治ると思っていました。

どちらかというと、薬さえ飲めばOKだとさえ思っていました。

でも、今は、そうではないと思っています。

周囲の協力や、周囲の環境も大事だと感じています。

医者のカウンセリング、休養する場所、支えてくれる人、周囲のうつ病への理解・・・etc.

そして、自分の考え方のくせを修正していくことも大事な気がします(なので、認知療法をしたかったんですよ~)。





久々に、うつ病ブログっぽい感じの記事でしたね。

ここのところ、本の紹介、ドラマの話、観葉植物のこと、の繰り返しでしたから。

次回は、たぶん、また本の紹介になると思います。

結構、いい本があったんです(うつ病関連の本です!)。

それでは、次回をお楽しみに。

・・・テレビ番組みたいだな。

まあ、いいや。




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コメント

ぽとすさん じれったいですね^^;

話は全然飛びますが、今朝こちらで大きな地震がありました。
ぽとすさんのほうまでは揺れなかったのかな?神奈川の方まで揺れたそうですよ。

震源は岩手の山奥だそうで、我が家まではかなり離れてますが、震度4でした。ただ、被害は皆無だったので、TVで被害状況を見てました。何か凄い地震だったんだなぁ~・・・(ヒトゴト)

投稿: とし@宮城 | 2008年6月14日 (土) 13時20分

今飲んでいる薬は体に合っているんですかね。
私の経験測から言うと、合わない薬をいくら飲んでも効果ないです。あと、大量に飲めば、すぐに回復するのかってのも疑問です。

まあ、投薬の決定権は患者側にあるので、ぽとすサンがそう望むなら、先生も否定はしないとは思いますが。

逆に、減薬が大変になりますよ。
まあ、治ればどんな方法でもいいのですけどね。

投稿: ぽいみん | 2008年6月14日 (土) 14時17分

ぽとすさん、こんにちは。

だいぶ前に書いた記事だったので、本人も内容を忘れていました・・・。

今ならもっとやさしく書けるな、と思ったのですが、まあ、その時のフィーリングで記事を書いているので、あえてそのままにします。

引用いただき、ありがとうございました。

補足ですが・・・

何故か、日本の精神科医は抗うつ剤を単剤で使用せず、2剤以上使うケースが多いです。

私はMR(医薬情報担当者)の時に、抗うつ剤についての海外文献を沢山読んだのですが、多剤併用よりも、単剤の投与の方が回復が早い、というものが目立ちます。
また、投与量は日本の2倍から3倍、薬によっては10倍以上、ということも。

例:レスリン(デジレル)
日本では25mg、50mg処方が主流。添付文書上は200mgが最大。
海外:300mgから600mgが主流。

適正使用=少量処方、という考えが、抗うつ剤だけではなく、他の薬についても日本では何故か普通になっているようです。

投稿: まさ@茨木 | 2008年6月14日 (土) 18時15分

ぽとすさん、こんばんは。
私は鬱病になって、もう10年が経つのですが、
まさ@茨木さんが仰ってるように、
日本よりも海外の方が、処方量が多いんです。
だけどこれは、やっぱり体格の違いや
日本人、白人、黒人という、そういう違いがあるからだそうです。
そして私も今では抗鬱剤はジェイゾロフトのみ。
あとは、デパケンRというお薬を飲んでいますが、
抗不安剤などは、頓服で処方してもらっているだけです。
今の先生は多剤併用がキライなのと、
まさ@茨木さんが書かれているようなことが
あるからみたいです。

私は、このお薬は合わないから変えて欲しいとか
ちゃんと言っちゃう方です。
きっと長く服用してたから、自分に合う薬、合わない薬を
知っているからだとは思うのですが^^;

私のリンクにもある
http://ameblo.jp/kyupin/
こちらのブログ。
とある精神科の先生のブログです。
患者側というよりも、精神科医としての意見や
考え方を書かれているので、面白いですよ。
この先生も、まき@茨木さんが仰っている
日本と海外との違いを良く書かれています。

投稿: 里絵 | 2008年6月14日 (土) 22時00分

ぽとすさん、こんばんは。
大変難しいことを、考えていらっしゃいますね。
私は、薬の処方などほぼ先生任せです。
一度先生に酷い目に合ってるんですが、今の先生は
薬の知識は大丈夫だと確信を得ているので、
また全面的に任せてます。面倒くさがりなんですね(笑)
うつ病のことも、薬だけでは治らないということ、再発しやすい
ということ、認知療法が有効だということ、ちょびっとは
自分で努力をと、自分で本を買って認知療法はしてます。
考えすぎない・・こだわらない・・というのも必要かな?と
思いました。

投稿: あおぞら | 2008年6月14日 (土) 22時58分

お薬、個人差などもあるので難しいですよね。
私は飲んでいる薬の量自体はそれほど多くないのですが、先生によると「薬に対する反応が強すぎて、副作用のほうが多く出てしまうので、あまり増薬できない」らしいです。
私も、お薬と休養である程度良くなると思っていたのですが、ぽとす様のおっしゃるとおり、環境や周囲の人の理解も必要ですよね。
認知療法、私も特に受けていないのですが、病院の待合室にいろいろ本が置いてあるので気が向いたときに読んだりしています。

投稿: 熊五郎 | 2008年6月14日 (土) 23時46分

薬は難しいですね
わたしの先生は、まずその人に合う薬を見つけるのが最優先だと言われます。
だからわたしの薬は、よく種類が変わります。
効果が出ていると分ると、その薬の量を少し増やす…その繰り返しです
現在7種類の薬を飲んでいますが
個人的に言うと眠くなる薬ほど良く効いている感じがします
親身になって一緒に治しましょうって感じのスタンスです

先生の合う、合わないもありますよね…
わたしは今の先生とは相性が良いのですが
結構、有名な先生だったのでびっくりです
朝青龍のうつ病騒動の時、セカンドオピニオンとして診断した人で
テレビに出てました…


投稿: honnohonno | 2008年6月15日 (日) 00時56分

またまたとし@宮城です。

今回は内容に対するコメントですよ^^;

認知治療ってそういう意味だったんですね。
よく分からなかったもので・・・・

確かに薬だけで治るんだったら、治りは早いと思います。
時間の掛かる病気なので、そうじゃないんだなぁ~って
ようやく最近気付きました。(遅いよ!)

やっぱり精神的な病気なんですね。どれがマストでなく、
トータルで治療しないと、長引く一方だとつくづく感じます。

投稿: とし@宮城 | 2008年6月15日 (日) 04時20分

>とし@宮城さん

そうそう、東北の方はすごい地震だったんですよね。
宮城県も相当揺れたんでしょうね。
無事で何よりです。
僕の住んでいるところは、神奈川よりずっと西なので、
揺れてないですよ。

うつ病は、薬だけで治らないみたいですね。
僕は、薬だけで治ると思ってました・・・。
周りの環境も大事ですよね。
僕もじれったいですが、うつ病の治療も一気によくなるものではないので、相当にじれったいですよね。

投稿: ぽとす | 2008年6月15日 (日) 17時24分

>ぽいみんさん

今飲んでいるのは、ルボックス(SSRI)ですが、
効果はあるみたいです。
症状は少しずつですが、軽くなってきています。

精神科医もプロの仕事なので、患者に決定権があっても、
おかしい(意味のない)処方はおかしいというと思います。
なので、何らかの理由はあるのかな、と思ってます。

投稿: ぽとす | 2008年6月15日 (日) 17時28分

私は今はあまり抵抗なく服薬してますが、あう薬にあうまでは、結構辛かったです。眠剤はなかなかあうのが、見つかりません。薬は難しいですよね。
他の方のブログを見て、頓服があるということを初めて知りました。

投稿: みぃゆ | 2008年6月15日 (日) 17時35分

>まさ@茨木さん

この記事を書くときに、どこかで見たことがある、まさ@茨木さんが書きそうなことだなと思って、まさ@茨木さんの過去の記事を探してみました(笑)

補足の説明ありがとうございます。
海外とは、単剤と多剤併用、量も全然違うんですね。
不思議ですね。
単剤の方が治療に有効だということは知っていましたが、
量のことは初耳です。
うーん、なぜなんだろう。
ちょっと、裏がありそうですね。

ちなみに、僕は、抗うつ剤は1日にルボックス150mg、デジレル50mgを服用しています。
ただ、デジレルは睡眠をよくする効果もあると、
薬辞典やネットで見たことがるので、多剤併用か単剤なのか、
微妙なところです。

投稿: ぽとす | 2008年6月15日 (日) 17時36分

>里絵さん

精神科医のブログの紹介、ありがとうございます。
自分に関連する部分を、読んでみました。
ルボックス(デプロメール)、デジレルなど参考になりました。
海外と日本では、抗うつ剤の使い方が異なっているみたいですね。

里絵さんは、医者にいろいろ薬のことを言うんですね。
僕も見習って、遠慮せずに言ってみようと思います。

それにしても、体格の違いっていうのは、何となく分かりますけど、人種でも変わっちゃうもんなんですね。
そのへんが、ちょっと不思議な感じがします。

投稿: ぽとす | 2008年6月15日 (日) 18時00分

>あおぞらさん

え、そんな難しいことは考えてないですよ。
薬を増やした方が効くのかと思って、先生に提案しただけです。
難しいことっていうのは、そこじゃないんでしょうか・・・

僕も、もう少しやる気が出てきたら、認知療法を開始しようと思います。きっと、やる意味はあると思うので。
認知の歪みのいろんな項目(白黒はっきりさせたがる)とか、
当てはまるのが多いんですよね。

投稿: ぽとす | 2008年6月15日 (日) 18時04分

>熊五郎さん

僕は偉そうに、薬の増量を申し出ましたが、
副作用があるとそれもきついですよね。
やっぱり、臨床で経験のある精神科医は、
患者のいろんな部分を見て処方しているんでしょうね。

認知療法は、やりたい熱がちょっと冷めてしまったので、
また復活したら少しずつやってみたいと思ってます。
本はたくさん出ていても、精神科でそこまで浸透している治療法じゃないみたいですね。

投稿: ぽとす | 2008年6月15日 (日) 18時08分

> honnohonnoさん

すごい有名な先生なんですね~
合う合わないの相性は大事ですよね。
医者と合わないと信頼もできないし、通院が苦痛になりますから。

honnohonnoさんは、薬をいろいろ変えて調節中なんですね。
もっと、医療が進んで(遺伝子レベル)、この人にはこの抗うつ剤が合うと、最初から分かるようになってくれたらいいんですが。

投稿: ぽとす | 2008年6月15日 (日) 18時13分

>みぃゆさん

頓服は、僕も最初全然知りませんでした。
僕の場合は、そこまで症状がひどくないからだと思いますけど。
医者によっても違うんでしょうね。

睡眠剤、合うのが見つかるといいですね。
眠れないのは、本当に辛いと思いますから。

投稿: ぽとす | 2008年6月15日 (日) 18時20分

私は副作用をいろいろ体験していて、できるだけ薬を飲みたくないです。。。医者にもそういってます。

今回の増薬がいい結果につながるといいですね。

投稿: J | 2008年6月16日 (月) 13時48分

>Jさん

副作用が強く出ると、薬を継続して飲むのは辛いですよね。
どの薬でも大なり小なり副作用はありますから。

Jさんの体に合った薬があればいいんですけど。

投稿: ぽとす | 2008年6月16日 (月) 17時33分

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