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共感できるドラマ「瞳」と「Around 40」

前回の記事で紹介したブログパーツ「KiTT」は、貼り付けてくださった方が何人もいるみたいで、紹介したかいがありました。

「疲労感」を感じている方が多いみたいで、そりゃそうだろうって感じですよね。

だって、うつ病ブログを書いていればそうなっちゃいますよ。





私は、毎朝、NHKの朝のドラマ「瞳」を見るのが習慣になっています。

瞳を見るために、遅くとも8時15分までは起きられています。

主人公の瞳(榮倉奈々)が、祖父の勝太郎(西田敏行)を助けながら、里親として成長していく姿を描いたドラマです。

そして、瞳は里親だけでなく、ダンスもやっており、こちらもドラマの一つの大きな筋になっています。

でも、私がこのドラマで一番好きなのは、登場人物たちが住んでいる下町の様子です。

月島、築地という東京の下町の人々。

昔ながらの付き合いが残っていて、温かさを感じます。

人と人の交流が自然にできて、その交流を大事にしている人たち。

私は、その姿を見ていると、心がほっとします。

おかずが余ったら、隣の家に持って行く。

隣の家の人たちも家族同然に付き合う。

毎日、笑顔でおはようと挨拶する。

誰かが落ち込んでいたら、心配し、励ます。

そういう人の交流を見ていると、私はなんだか嬉しくなるんですよね。

心のどこかで、人の温かさを求めているのかな、と思います。

そして、今、私が住んでいる実家では、父と母がいるし、父と母は近所の人たちと交流しています(下町の人たちほどじゃないにしても)。

私は、大学に入学したときからずっと1人暮らしを続けてきました。

長期休みには、実家に帰省はしていましたが、そのときはどこかお客さん扱いでした。

今のように、誰かと一緒に「生活」しているのは、本当に久しぶりのことです。

別にたいした生活じゃありません。

一緒に瞳を見ながら、母と朝ご飯を食べる。

夜になったら、そこに父も加わって夕ご飯を食べる。

休みの日は、車で評判のいいおいしい店に行き、ホームセンターで買い物をする。

だけど、そんな普通の「生活」が私のこころを元気にしている、と実感しています。

もちろん、大学時代や社会人時代に、彼女や友達はいました(今もいますよ)。

でも、家に帰ると1人だし、アパートの隣の部屋の人との交流もありませんでした。

私は、ずーっと、心の奥底では、日常的な普通な自然な、人との交流を求めていたんだな、と瞳を見ていて気がつきました。





あと、もう一つ見ているドラマがあります。

天海祐希さん主演のTBSドラマ「Around 40」です。

Around 40というのは、40才前後の人たちのことで、天海さんは39才の精神科医の役で出ています。

略して、Around 40はアラフォーというらしいです。

私は、Around 30(こちらは、略してアラサー)に入るか入らないか微妙な年なんですが、このドラマにも共感できます。

なぜかなあ、と考えてみたんですけど、一つ目の理由として、精神科医という役が特別視されてないからだと思います。

これまでだと、精神科医が登場すると、悲惨なまでの辛いドラマが多かった気がします。

その点、天海さんの精神科医は、自然体で普通です。

天海さんとくっついた臨床心理士(藤木直人)も、自然な感じです。

まあ、ここまできれいな先生とかっこいい心理士というのは不自然だけど、そこはドラマなので。

そして、2つ目の共感できる理由として、登場人物たちがこれからの人生をどうするのか、について葛藤していることがあります。

私も、うつ病になって、これからの人生どうしようかな、なんて考えたりしてますから。

現状を変えようと、自分の人生を何とかしようと、行動する登場人物たち。

でも、Around 40という年齢から、なかなか昔のように思いっきり動けない。

それでも、必死にもがきながら、何かに立ち向かう姿に自分を重ねてしまうんですね。

私がうつ病になったのは、なるべくしてなったのかな、と最近考えてます。

これまでの生き方が間違っていたわけじゃないけど、今までの生き方の結果、今の状態(うつ病)があるわけですから。

だから、何か自分を「変化」させなきゃいけないのかな、と漠然と考えています。

何をどう変えればいいのかは、まだ分かりません。

だけど、変える必要はあります。

Around 40の登場人物たちは、手探りながらも何かを変えようとしています。

私も、何かを変えていきたいと強く感じています。





どちらも、結構おもしろいと思うので、よかったら見てくださいね。

「瞳」のほうは、毎朝(日曜以外)やっているので、どうしても遅く起きてしまうという方に、おすすめです。

一度、見始めると続きが気になって、ちゃんと起きられるようになりますから。

それにしても、私がドラマを継続して見ているのって、4、5年ぶりかもしれません。

全然、ドラマに対して興味がなくなってましたから。

そんな私が勧めるんですから、2つのドラマ、全然おもしろくないってことはないと思いますよ。



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コメント

ぽとすさんこんばんは。
私は今回の朝ドラ「瞳」は見ていません。前の「ちりとてちん」は見てましたけどね。見始めると止められなくなっちゃうし復職すれば見ることができなくなってしまうしね。と思って・・・・。
でも毎日楽しみがあるのはいいことですね。
そうそう、下町の雰囲気は私は好きですよ。中には近所付き合いが煩わしいときもあると思うけどね。

投稿: まりぱる | 2008年5月27日 (火) 21時52分

私もドラマやTVは全く見ていないのですが。
だけど、
>日常的な普通な自然な、人との交流
この気持ち、すごくわかります。
私が京都に越してきて数ヶ月経って気付いたんです。
何かおかしいなって思っていたのは、
そういう自然な人との交流がないってことだったんだって。
挨拶しても返してもらえない。
隣の人の名前も知らない。
ちょっとした会話もない。

私は田舎で育ったから、皆が家族みたいでした。
それをこの京都で、しかもよそ者の私が求めるのは
無理な話なんですけどね。
旦那くんは、多少なりとも挨拶を交わす知り合いはいるわけだし。

でも、寂しいんです。
これも私の鬱の再発を手伝った1つの理由なんです。
笑顔で挨拶ぐらいしたいですよね、人間なんですから。

投稿: 里絵 | 2008年5月27日 (火) 22時15分

KiTT、両方とも「疲労感」になりました(笑)
鬱病ブログだから、当然なのですが、
いろいろと変化させたいですーhappy02

ぽとすさん、実家に帰られて、だいぶ回復されたのでは
ないでしょうか。大事な人と人とのふれ合い
今までもあったでしょうが、1人暮らしと家族と暮らすとでは
やはり、違うものがありますよね。
ご両親とご近所とのお付き合い、NHKドラマのように
そういう下町のようなお付き合い、今、失っているもの
なのかもしれません。私は、マンションですが
挨拶を交わす程度です。やはり、踏み込んだ付き合いは
ありませんね。
ドラマに興味が持てているのも、回復の証拠ですよ!
私も自分に「変化」が必要だと思ってます。
なので、できることが多くなってきた今、いろいろやろうと
思っています。

投稿: あおぞら | 2008年5月27日 (火) 22時59分

朝ドラ、いいですよね。今は一番ばたばたしていたりする時間帯なので見られずにいますが、昔は結構見ていました。
家族と普通に「生活」をしていく中でぽとす様がすごく日々を楽しそうに送っていらっしゃるようで本当に良かったなと思います。

投稿: 熊五郎 | 2008年5月27日 (火) 23時35分

おはようございます。

「瞳」私はテーマ音楽が好きです。内容じゃなくてごめんなさい。。。トロンボーンのソロなんですよね。
中川英二郎さんって言うプロトロンボーン奏者一人者なんですよ。
初めて聞いたとき「おお!」って思ってしまって耳コピーして自分で吹いて楽しんでます。「ん~・・・なんかこの音違うなぁ・・・」とか思ったりして(笑)
よくよく調べたら、きちんとした楽譜出版されてました(泣)

投稿: とし@宮城 | 2008年5月28日 (水) 05時51分

私もアラサーです。
ぽとすさん、同年代なんですね。

アラフォーはみたいと思ってました。
どうもCMも今の私にはだめみたいなんでDVD化が楽しみです。

投稿: J | 2008年5月28日 (水) 16時36分

こんばんわぁ〜。
いまさらながら、五郎おじいちゃんのそうしき読みましたぁ。
子供視点でよく書けた物語ですね。
これも続編なんかあるのでしょうか。

AROUND40はたまにみてます!
確かに精神科医が特別視されてなくて自然ですよねぇ〜。
天海祐希さんカッコいいです。
そして何より皆さん色々な試練(?)がありますよね。
これからが楽しみです。

投稿: るりは | 2008年5月29日 (木) 03時30分

おはようございます。私もあまりテレビは観ないのですが、ぽとすさん推奨なら観てみようと思います。(見逃すことが多いのですが・・・)

投稿: たけかな | 2008年5月29日 (木) 08時32分

おはようございます。
私も大学進学時に大阪に行ったのですが
大学の所在地がすごいド田舎で、
大阪に行って初めて流れ星を見たぐらい田舎でしたw

なの学生アパートの住民達も連帯感あって、
実家から送ってきた野菜を分け合ったり
一緒にご飯とかも食べたものです。

よくよく考えたら生活するのは大変だったけれど
一番人と人との関わりで言えば充実してたときかもしれないですね。

投稿: あんな | 2008年5月29日 (木) 09時29分

>まりぱるさん

確かに、復職するときに続きが気になっちゃいますよね。
そこまで考えてませんでした。
うーん、そうだなあ。

下町の雰囲気は煩わしさもあるんでしょうね。
でも、僕はそういう雰囲気に飢えていたので、
今は下町に憧れています。
隣の人の顔も知らないってイヤですもん。

投稿: ぽとす | 2008年5月29日 (木) 13時08分

>里絵さん

そうですよね。
隣の人と笑顔で挨拶くらいしたいですよね。
田舎でそういう暮らしをしていたなら、余計に
京都で知らない人ばかりという環境はきついと思います。

それにしても、挨拶しても返してくれない、ってのは
悲しいことですね。
僕が1人暮らしをしてたときに、アパートの人に挨拶したら、
だいたいの人は返してくれましたが、無視する人もいました。

挨拶くらい、軽い会話くらいできる人が近所にいてほしいですよね。
でも、里絵さんには家族がいるから、その家族との交流を大事にしてくださいね。

投稿: ぽとす | 2008年5月29日 (木) 13時18分

>あおぞらさん

KiTT、ぜひいろいろ変化させて見てください。
一度には変わらなくても、少しずつ拾う感の割合が
減っていくといいですね。

ひとり暮らしと実家では、いろんな面で違うんです。
一番大きいのは、「生活感」があるってことです。
母は料理や洗濯をしているし、父は仕事に行っています。
普通の生活ですが、僕にはかなり懐かしいものです。

あおぞらさんも、いろいろチャレンジしようとされてるんですね。
しんどくならないくらいに、お互いいろいろやっていきましょ~

投稿: ぽとす | 2008年5月29日 (木) 13時22分

>熊五郎さん

ありがとうございます。
ほんとに、普通の生活ができることに、感謝しています。

朝ドラ、録画してでも見る価値ありますよ~
今日も面白かったです。

投稿: ぽとす | 2008年5月29日 (木) 13時24分

>とし@宮城さん

テーマ音楽って最初に流れる例の曲ですよね。
あの曲はいいですよね。
僕も気にいってます。

あの曲を聞くと、さあ今日もだらだら過ごして、
しっかり休んでやるぞ~という気持ちになります。
一日の始まりって感じですね。

投稿: ぽとす | 2008年5月29日 (木) 13時25分

>Jさん

Jさん、アラサーなんですね。
ぼくも、ほぼアラサーです(笑)

DVDで発売されたら見てみてください。
軽い感じのドラマで見やすいと思いますよ。

投稿: ぽとす | 2008年5月29日 (木) 13時27分

>るりはさん

五郎おじいちゃんのそうしきの続編はないですよ。
あれは、あれで完結です。
私のひねくれた部分を前面に押し出した小説にしてみました。

アラフォーの天海さんはかっこいいですよね。
さすが、宝塚! という感じです。
明日の放送はどうなるんだろう・・・
藤木直人にいろいろありそうですね。

投稿: ぽとす | 2008年5月29日 (木) 13時30分

>たけかなさん

ぜひ見てみてください~
おもしろいと思いますよ!

どちらのドラマも主人公の女の人が感じがいいです。

投稿: ぽとす | 2008年5月29日 (木) 13時31分

>あんなさん

大阪なのに、そんなに田舎があるんですね(笑)
星が見えるくらいってそうとうな所ですね。

でも、そういう所のほうが、やっぱり人との連帯感は
強くなるし、一緒に生活していく意識も出てくるんでしょうね。
素直に、そういう生活がいいな、と感じます。

まあ、お金も大事ですが、お金ばっかりあって、
人とのつながりがない生活だと寂しいと思います。

投稿: ぽとす | 2008年5月29日 (木) 13時34分

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